理事会議事録

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 ■ 社団法人 大阪自然環境保全協会 2003年度7月理事会議事録

1.理事会の種類  2003年度(平成15年度)7月理事会

2.招集年月日   2003年(平成15年)7月18日(金)

3.開催場所    協会事務所(大阪市北区中崎西2丁6番3号)

4.開催日時    2003年(平成15年)7月25日(金)

5.理事総数    18名(出席15名、委任3名)

6.出席者氏名
 <理事>高田直俊、木下陸男、佐藤治雄、岡秀郎、垣井清澄、金谷薫、木村進、小林正知、柴田利彦、新保満子、高畠耕一郎、常俊容子、夏原由博、藤家順、米道綱夫   (委任)河野雄一、野田奏栄、前田弘寿
 <司会>藤家順  <書記>金谷薫  <監事>欠席  <事務局>岡秀郎

7.議事の経過要領及び結果

  1)議長 高田直俊
    議事録署名人 新保満子、岡秀郎

  2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果

   T.事業報告および了承事項


    第1号議案  損保ジャパン環境財団CSOラーニング奨学生あいさつ

    奨学生として保全協会で活動体験する岩田茉莉江さん(奈良県在住、大学3回生)があいさつした。
    第2号議案  各部の活動報告など(各部長)

    (1)総務・編集部(佐藤):7月22日部会開催
     1)協力会員・K氏からの理事会に対する意見書について協議した。本日の討議事項参照。

    (2)普及部(金谷):7月7日、部会開催
     1)ボランティアフェスティバル(10月19日)の企画案として、どんぐり工作、里山体験、ブラックバス試食会、紙芝居、探鳥会、植物観察会を挙げている。
     2)講座・観察会などの担当理事の希望を募っている。
     3)講座についての調査で、事業部と共同してアンケートを実施する。

    (3)自然保護・調査研究部(高畠):7月4日、部会開催
     1)近畿一円の自然保護団体の名簿を作る方針である。
     2)タンポポ調査2005近畿で、調査のマニュアル作りを行なう。
     3)恩地川治水工事の池島1期工事が、カワセミ楽会や東大阪市民環境会議が提案した計画どおりに実施されておらず、現場などの状況を把握していきたい。(米道)

    (4)事業部(代理・岡):7月17日、部会開催
     1)自主事業の立ち上げ基準と手順を整備していく。
     2)受託事業については体制を強化する。
     3)外部依頼事業を運営できるスタッフを「都市と自然」で募集する方針を固めた。この スタッフには予算内で一定の支払いをする見込み。

    第3号議案  自然環境市民大学の状況(佐藤)

    スケジュールの約3分の1が経過し、班長・副班長・スタッフ・理事で懇談会を開いた。内容・運営について、主催側が良くやってくれている、という反応である。受講生は、環境保全に対する意気込みが強いという印象を受けた。


   U.承認事項

    第4号議案  理事会議事録(事務局)

    6月定例の議事録を原案通り承認した。

    第5号議案  現勢・新入退会者(事務局)

    7月度の現勢報告書を承認した。7月25日現在の会員数は下記の通り。

    正会員 424人
    協力会員 715人
    賛助会員 0人

    合計 1139人
    (別に会費切れ451人)
       
    第6号議案  収支・会計(事務局)
    4月1日から6月30日までの収支・会計(予算管理月報)を承認した。

    第7号議案  大阪府民環境NGO・NPOネットワーク会議(仮称)第1回準備会への参加(事務局)
  • 同ネットワーク会議に参加する方針をもって、第1回準備会(7月28日)に参加することとした。出席するのは高畠、岡。
  • 同ネットワーク会議は、グローバル環境文化研究所(GEC)の岡靖敏代表がNPOとしての発足を呼びかけているもので、大阪府内の主要な環境NGO・NPOがネットワーク組織をつくり、おもに大阪府や各市町村に対して提案・協働などの働きかけを強め、環境保全分野の市民勢力・活動を拡充していくことが目的。
  • 準備会には、14団体の代表・担当などが出席する予定。
  • 同会議の取り組み・運営について、また保全協会としてどのようにかかわっていくのかについては、準備会の内容を踏まえてさらに協議することとした。
    第8号議案  第2回大阪府シカ保護管理検討会における意見陳述(金谷)
  • 7月30日、豊能府民センターで開かれる同検討会に、岡が出席し、意見陳述することとした。
  • 陳述はおもに、農作物の食害が短絡的に有害駆除・狩猟による捕獲増加につながっていないかという視点に立ち、被害と有害駆除数・狩猟数との関係について質問するとともに、そうした実態をより明確に把握したうえ、より適正に保護、管理を行なうよう要請する内容とする。
    第9号議案  野生生物保護基本法制定に関する賛同と「制定を目指す全国ネットワーク」への加盟(金谷)
    (財)世界自然保護基金ジャパンや日本自然保護協会などが市民立法での制定を目指しているもので、賛同するとともに、加盟するための会費6千円を支出することを承認した。


   V.討議事項

    1.担当理事制度について(金谷)
    講座・観察会などの各担当理事の配置を進めた。
    2.総会における協力会員の発言について(佐藤)
  • 協力会員・K氏から、総会における協力会員の発言の位置付けなどに関する意見書が理事会に出されており、これに対して佐藤が作成した回答文案をもとに、その意見や回答案について討議した。
  • この結果、定款にもとづき、総会において発言できるのは正会員に限ること、また、正会員以外の会員の意見などをより反映できるようにするため、その機会をより充実させることを確認した。


   IV.理事の活動紹介/その他

    1.6月29日に開かれたNPOシニア自然大学の総会資料を紹介した。(米道)

    2.市川市の治水公園見学(9月14日)への参加を呼びかける資料を配付した。(米道)

    3.大阪南港野鳥園アオサ取り(7月27日)について広報した。(藤家)

    4.大阪南港野鳥園のシギ・チドリ類重要生息地ネットワーク参加地承認について紹介した。認証式が9月にある。(高田、藤家)

以上  
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