1.理事会の種類 2002年(平成14)年度8月度理事会
2.招集年月日 2002年(平成14)年8月23日(金)
3.開催場所 協会事務所(大阪市北区中崎西2丁6番3号)
4.開催日時 2002年(平成14)年8月30日(金)
5.理事総数 20名(出席17名、委任3名)
6.出席者氏名
<理事>高田直俊、木下陸男、佐藤治雄、青木俊之、岡田宏、岡秀郎、垣井清澄、金谷薫、木村進、河野雄一、小林正知、新保満子、高畠耕一郎、田中幸稔、夏原由博、藤家順、米道綱夫
<司会>岡田弘 <書記>田中幸稔 (委任)常俊容子、野田奏栄、前田弘寿
<監事>志甫忠男 <事務局>岡秀郎、川西由美
7.議事の経過要領及び結果
1)議長 高田直俊 / 議事録署名人 岡秀郎、新保満子
2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果
T.事業報告および了承事項
第1号議案 各部の活動報告など
1.各部の活動報告(各部長)
(1)総務・編集部(佐藤)=8月20日に部会実施
- 1)会員の入会手続きの簡素化について報告した。
- 2)機関誌とともに付録として発送したり、HPに掲載したりするチラシ類等の情報紹介について、保全協会との関わりが不明確なものがある、という指摘がHP委員会で出された。このため、総務・編集部で、情報紹介の基準やその判断をする担当などについて検討することとした。
- 3)各グループに依頼していたHPへの情報提供は、10グループが回答。なるべく早く回答するよう依頼した。
(2)普及部(金谷)
- 1)定例部会は原則第2火曜。理事会運営会議への出席は輪番。
- 2)HP担当は金谷。
- 3)ボランティアフェスタ(10/20)へ出展数については、9/11の実行委員会に向けて把握したいので、各グループなどへ参加呼びかけを流す。(田中、金谷)
- 4)組織・財政・事業委員会で審議していた「会員拡大」の担当部局は、普及部であることを確認した。なお、財政は総務・編集部、事業は事業部の担当。
(3)自然保護・調査研究部(高畠)
- 1)未定である各理事の役割分担を行いたい。
- 2)8月4日(日)、第2名神の架橋計画のある淀川・鵜殿(高槻市)と対岸の枚方市の河川敷で、日本野鳥の会大阪支部とともにツバメの塒調査を行った。3か所で計約1万7千羽を確認した。
- 3)木下より、ダムや「水と緑の健康都市」、北部丘陵などの問題について、保護部としてどう対処していくのか、という指摘があった。保護部としては、協会全体のものとみられる問題や地域グループの存在する地域の課題については、扱う限界があるとし、今後の検討に委ねた。
(4)事業部(野田)=8月21日に部会実施
- 1)吉野川自然観察サイクリングの企画について、協会活動としての位置付けを明確にすべきという指摘があり(7月理事会)、これを受けて協会の事業計画書の書式を改善した。現行のものにはない、目的、位置付け(関わる理由)などを明文化する欄を設けた。今後、各事業についてはこの書式で提出する。
- 2)旅行会社の関係するエコ・ツアーの事業化基準については、保全に関する内容であることや、協会のスタッフが関わること、安全であることなどを考えているが、まだ明確にはしておらず検討中である。
2.日通旅行が主催する吉野川自然観察サイクリングの企画(新保)
- 10月12日−13日、10月26日−27日の2回、第十堰などを見学するサイクリングツアー企画を承認した。最小催行は10人・定員15人。1人3万円。収入部分は両者で折半する。
U.承認事項
第2号議案 理事会議事録(事務局)
7月定例理事会の議事録について、一部を修正することで承認した。
修正するのは、討議事項「6.会員の川西市議会議員選挙立候補に関する会員名簿の取り扱いについて」の中で「また、保全協会としては、あらゆる活動のなかで、選挙運動にかかわるものは一切行わないことを確認した。」とした下線部で、「原則として行わない」と修正した。他の修正は、欠落していた理事会出席者1名の氏名の挿入など。
第3号議案 現勢・進入退会者の承認(事務局)
正会員 | 892人 |
協力会員 | 735人 |
賛助会員 | 0人 |
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合計 | 1627人 |
(別に会費切れ295人) |
第4号議案 収支・会計に関する件(事務局)
4月1日〜7月31日までの収支・会計(管理月報)を承認した。
第5号議案 循環型社会シンポジウムに対する名義協賛(事務局)
NPO法人・NPO政策研究所(大阪市福島区)が2002年10月5日、大阪NPOプラザホールで開催する「サステナブル・コミュニティ フォーラム2000 関西の都市再生−持続可能な都市をめざして−」(朝日新聞後援)について、同研究所より、保全協会の協賛名義使用の依頼があったもので、承認した。
第6号議案 新しいボランティア養成講座の立ち上げ(金谷)
保全協会の諸事業を支えるボランティアの養成とともに、時間的な余裕のあるシニア層の活動の新分野を再構築することを主目的に、2003年4月ごろから約1年間の講座を開催してゆく方針を承認した。仮称は「自然環境大学」。当面は、昼間の講座で、定員は40〜50人とする。予算など詳細は理事会に諮りつつ進めてゆく。
10月中旬に、プロジェクトメンバー・スタッフの募集を兼ねて「説明会」を開く。
他の講座との棲み分けや整合性、受講生を「正会員とする」か、などについて検討してゆく。
第7号議案 協会活動スタッフ登録制の更新(岡)
保全協会の諸事業、特に外部からの依頼事業を担えるボランティア、スタッフの人材 情報を充実させ、講師派遣などのニーズに対応してゆくため、これまでのスタッフ登録カードを更新するもので、その呼びかけ文を含めて原案を承認した。修正などの意見がある場合は、事務局・岡へ連絡する。
カード・呼びかけ文は「都市と自然」10月に掲載・同封する。
第8号議案 大阪府野生シカ調査事業の一部(糞粒調査)の受託(金谷)
大阪府が野生シカ保護管理計画を実施するにあたり、生息状況を把握する調査を行うが、そのうち糞粒調査を保全協会に依頼してきたもので、受託することを承認した。能勢、箕面、茨木、高槻・島本などを対象に30地点を選び、各地点100メッシュ(1m×1m)、計3000メッシュで糞粒数などを調べるが、保全協会はこのうち15地点程度を受け持つ。期間は9月から3月。
V.討議事項
1. 大阪府・緑整備室との懇談について(事務局)
- 日程を調整して連絡する。
2.新NPOを設立する会員有志との協議再開について(事務局)-
会員有志が担当していた事業の扱いなどを検討するため、協議を再開するよう有志に求めることとした。
W.理事の活動紹介/その他
1.淀川ワークショップ(淀川区役所主催)について(代理・新保)
野田がこのワークショップを担当しているため、参加を呼びかけた。
2.外部からの情報紹介依頼の取り扱いについて 総務・編集部の報告で記述。
3.吹田市・ピアノ池のヒメガマ刈り(8月11日)について(高 畠)
保全協会が改修を設計した吹田市・ピアノ池でヒメガマがかなり繁殖しており、夏場にタネが飛び散り隣接の住民から苦情が出るおそれがあるため、8月11日、吹田市・地元自治会・吹田自然観察会などと協力して、半分ていど刈り取った。
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