1.理事会の種類 2002年(平成14)年度4月度定例理事会
2.招集年月日 2002年(平成14)年4月19日(金)
3.開催場所 協会事務所(大阪市北区中崎西2丁6番3号)
4.開催日時 2002年(平成14)年4月26日(金)
5.理事総数 20名
6.出席者氏名
<理事>高田直俊、長井美知夫、金谷薫、佐藤治雄、新保満子、高畠耕一郎、丸一舒生、岡田弘、林美正、松田哲弥、田邊穣、青木俊之、柴田利彦、田中幸稔、菅沼洋 <司会>松田哲弥 <書記>田邊穣 (委任)木下陸男、長岡一夫、川井秀夫、山本博昭、石谷英雄 <監事>志保忠男、新居誠一郎 / <事務局>岡秀郎、川西由美
7.議事の経過要領及び結果
1)議長 高田直俊 議事録署名人 岡秀郎、新保満子
2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果
T.事業報告および了承事項
第1号議案 2001年度会計・業務監査の報告(志甫)
- 4月25日、2001年度の貸借対照表、収支計算書などの財務諸表ならびに関係書類を監査した結果、各勘定などはいずれも公益法人会計基準にのっとって適正に処理されており、また、理事役員等には法などにふれるような重大な行為、事実はまったく認められなかった、と報告した。
第2号議案 各部の活動
- 総務・編集部(佐藤)
・IT委員会で新年度の体制を確認した。
- 組織・財政・事業委員会(岡田)
・特になし。
- 普及部(松田)
・特になし。
- 事業部(丸一)
・特になし。
- 自然保護・調査研究部(林)
・4月22日(月)に日本野鳥の会・大阪支部との定例連絡会を開催。第2名神高速道路の淀川・鵜殿(高槻市)架橋計画地について、2月11日に引き続き、再度、現地視察を実施することを申し合わせた。予定は8月第1週。 ・淀川河川敷・磯島グラウンド(枚方市)整備計画地の保全については、大阪支部の積極的な活動によって約2/3が保全できるようになった。 ・メダカ調査委員会では、2002年度の基本方針を固めた。4月13日に今年度のキックオフ幹事総会・総括幹事会を開催。メダカ定点観察、カエル一斉調査、希少水生植物の植生情報収集などに取り組むこととした。 ・協会自体の活動ではないが、柴田、林など3名の連名で、「ラムサール条約への淀川流域の湿地登録についての提案」書を、3月18日付で太田・大阪府知事あてに提出した。琵琶湖は登録されているが繋がりのある淀川は未登録のため、滋賀、京都、大阪の住民サイドから声を上げ、行政の意識を高めるため提出した。
U.承認事項
第3号議案 理事会議事録の承認(事務局)
- 3月定例理事会、3月定例理事会の議事録を原案通り承認した。
第4号議案 現勢・新入会者の承認(事務局)
- 3月の新入会者、4月20日現在の会員数を承認した。
正会員 |
911人 |
協力会員 |
738人 |
賛助会員 |
0人 |
|
合計 |
1649人 |
|
(別に会費切れ200人) |
第5号議案 収支・会計に関する件の承認(事務局)
- 4月の収支は未完結のため、次回理事会に繰り延べた。
第6号議案 2002年度通常総会の議案などの承認(事務局)
- 01年度事業報告書案については、修正・加筆などの意見があれば事務局に提出し、その理事と事務局に修正などを一任することで承認した。
- 01年度収支計算書案は、原案通り承認した。
※
ただし、議案書には掲載しない事業ごとの収支額について、それぞれ、収入と支出が別々のページに掲載記述されているため収支比較がしにくく、非常に見づらいという意見が強く、これらを見やすくするよう改善することを確認した。
- 02年度収支予算書案は、未確定だった納付税額、予備費、積立金(2種類)について、監事の最終判断を仰ぎ一任することを承認した。
- 役員選挙立候補者名簿の承認
理事選挙立候補者20名、監事選挙候補者2名を掲載した名簿を承認した。
- 総会5号議案「会員有志の別法人(NPO法人)設立に関する協議・合意事項承認の件」の承認
大阪シニア・自然大学グループの有志が保全協会から離れて新しいNPO法人を設立するにあたり、同グループが使用している備品類の協会から有志への寄贈については、保全協会と有志の協議をもとに理事会で審議承認すること、また、同グループが担当している各種事業の今後の受け入れ扱いについても、同様に処理することなどを盛り込み、5号議案として承認した。 一方、「大阪シニア自然大学」の名称については、有志が、新しいNPO法人の名称から「大阪」を外すことを協会に提示、これによって協会事業として実施している「大阪シニア自然大学」とは同一にはならないため、この修正された名称使用の是非は総会議案になじまないと判断し、議案外のお知らせにとどめることとした。
第7号議案 「水曜ハイク 下止々呂美〜妙見口を歩く会」の主催の承認(新保)
- 水と緑の健康都市開発と余野川ダム建設の事業地である箕面市下止々呂美から妙見口までのコースを毎月歩いて自然を観察し、箕面や隣接する池田、豊中、川西などの市民に、ムダなダムなどの開発を肌で感じてもらう企画。計画書と予算書を整え提出することを条件として承認した。
V.討議事項
- 1.総会の運営について(事務局)
(1)
総会での答弁分担は、会長、各部長、経理担当理事、各事業担当理事、事務局長で明確に分担することを確認した。 (2)
議長、書記、会員数・議場管理担当、受付、開票作業員については、事務局を中心に予定を立てておくことを確認した。
- 2.「新庄自然大学」(岡山県新庄村主催)への今後の関わりについて(事務局)
協会の元理事で主任研究委員の増田茂氏が中心になってコーディネイトし、今年度から始まる「新庄自然大学」について、増田氏より、今後の協会の支援要請があり、協会として来年度以降、共催を含めて積極的に関わっていくことを確認した。
W.理事の活動紹介 / その他
- 1.(長井)ボランティアフェスティバルin大阪は、今年は10月20(日)開催と決まった。
- 2.(高田)国土交通省近畿地方整備局・淀川工事事務所が淀川の水位を下げる実験を始めている。淀川大堰によって水位はかつての+80pになっているが、これを元に戻して浅瀬を出現させるなどにより、河川環境の変化などをみるもの。
|