1.理事会の種類 2001(平成13)年度12月度理事会
2.招集年月日 2001(平成13)年12月14日
3.開催場所 協会事務所(大阪市北区中崎西2丁目6番3号)
4.開催日時 2001(平成13)年12月21日(金)
5.理事総数 20名
6.出席者氏名
<理事>高田直俊、長井美知夫、青木俊之、石谷英雄、川井秀夫、金谷薫、佐藤治雄、柴田利彦、新保満子、菅沼洋、田中幸稔、田邊穣、長岡一夫、林美正、松田哲弥、丸一信夫、山本博昭 (委任)木下陸男、高畠耕一郎、岡田弘 <司会>川井秀夫 <書記>長岡一夫 <監事>志保忠男 /<事務局>岡秀郎、川西由美
7.議事の経過要領及び結果
1)議長 高田直俊 議事録署名人 新保満子、岡秀郎
2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果
T.事業報告および了承事項
第1号議案 中間決算・監査についての了承と報告(監事)
- 12月13日,監事が2001年度上半期の財務諸表(収支計算書、貸借対照表など)を監査。この結果、公益法人会計基準に従って適正に処理されていると報告した。
第2号議案 会計会議(予算作成など)の結果について(総務・編集部)
- 12月17、18の両日にわたり、各事業の代表者・会計担当者を集めて次年度の事業計画・予算立案についての説明会を開催。22グループから出席があり、1月25日までに事業計画・予算案を提出するよう要請したことなどを報告した。
第3号議案 大阪府第9次鳥獣保護事業計画に対する意見提出についての報告(事務局)
- 同素案の「鳥獣保護区の設定及び特別保護区の指定並びにこれらの調整に関する事項」、「有害鳥獣の駆除に関する事項」、「鳥獣の生息状況に関する事項」など6事項にわたり、北摂地域や淀川全域における鳥獣保護区の拡大、生息地回廊の指定などを指摘した意見書(8ページ)を12月10日に提出した。「特定鳥獣保護管理計画に関する事項」については、「大阪府野生鹿保護管理計画素案」に対して提出した意見書(2001年9月)の内容を掲載した。
第4号議案 各部の活動
(1)総務・編集部(石谷、佐藤)
- コンピューターウィルスの問題で、協会の各グループメーリングリストに佐藤より対処法を通知した。IT委員会で対処法をわかりやすく説明したマニュアルを作成して配布している。
(2)組織・財政・事業委員会(岡田) ::11月26日(月)部会開催
- 協会パンフレットの刷新について他団体のパンフを参考に再検等した結果、A3サイズを6つ折りにするタイプで、郵便振替用紙も刷り込む方針とした。
- 正会員と協力会員の一元化については、現行と一元化のメリット・デメリットを挙げて議論したが、参考となる他団体の会員形態や財政構造などの情報が十分でないため、さらに調査検討する。
(3)普及部(川井) :12月10日(月)部会開催
- 第3回協会統一行事については、学校週完全5日制に伴う環境教育シンポジウムの開催を考えており、今後具体的議論を進める。
(4)自然保護・調査研究部(長岡) :
- 12月15日、紀伊丹生川ダム建設予定地でクマタカの調査が行われ、田中、松田が視察に行った。
(5)事業部(丸一) :
- 事業部のあり方について:事業は各グループが行っており、事業部独自で行うのは難しい。事業部のあり方を根本的に議論しなければならない。
U.承認事項
第5号議案 理事会議事録の承認(事務局)
- 11月度理事会議事録は、理事の活動紹介の一部を修正することとした。
第6号議案 現勢・新入会者の承認(事務局)
- 11月の新入会者、12月21日現在の会員数を承認した。
正会員 |
970人 |
協力会員 |
716人 |
賛助会員 |
0人 |
合計 |
1686人 |
(別に会費切れ231人) |
第7号議案 収支・会計に関する件の承認(事務局)
- 4月〜11月の収支(予算管理月報)を承認した。講師派遣事業収入はやや規模が小さくなる見込み。
第8号議案 公害環境デー30周年記念集会への出席について(事務局)
- 記念集会が1月19日(土)に此花会館で開かれるため出席案内があったもので、金谷と岡で調整して出席することを承認した(レセプション参加費は5000円)。
第9号議案 国土交通省近畿地方整備局淀川水系流域委員会に対する「余野川ダム事業を中止とするよう求める意見」の提出について(事務局)
- ダム問題に取り組んでいる関西の7団体の連名で、治水面、利水面、自然環境の負荷面からダムの不要な理由などを示し、同ダム事業の中止を求める意見書を12月20日に提出したことを事後承認した。
第10号議案 第2回協会統一学習会(2月23日)の予算約17万円の要求承認について(金谷)
- 見込みより会場費が高くつくことや、参加費を集めないことにしたため、普及部の予算(66000円)では賄えなくなったためで、要求通り承認した。
- 学習会の準備では、メダカ分科会は1月中に話合いを設ける。野生鹿分科会は市民調査をまとめ、提言・体制づくりを行う。オオタカ分科会はダム問題などを絡めながら内容を検討する。
第11号議案 「そよご」グループの「植物検索入門講座」の協会主催化の承認(事務局)
- 同グループが企画開催する同講座の主催を、「そよご」と協会の両者とすることを承認した。
講座は、2月16日(土)午前10から午後3時、協会事務所で。講師は布谷知夫氏。参加費1000円。支出超過の場合は「そよご」が単独負担する。
V.討議事項
討議事項 1.年度事業計画・予算案について(総務・編集部)
- 4部1委員会はそれぞれ、1月25日までに来年度予算案の基本となる事業計画・予算を提出すること。
また、事業計画・予算案づくりのために2月11日に臨時理事会を開くことを決めた。
W.理事の活動紹介 / その他
- (高田、新保)「脱ダムネット関西」の次回会合が1月21日(月)午後7時から協会で開かれ、今後の活動計画などを決める。3月10日(日)の予定で、テイジンミニホールで正式に設立し、シンポジウムを行う。
- (金谷)里山保全の政策を考える会を新年に開くので、興味のある方は参加を。
- (高田)「緑のダム構想」人工針葉樹林自然回復活動で近畿中国森林管理局と協議を行ったが、話は平行線に終わった。
- (川井)シニア・自然大学の奈良在住修了生などでつくる「ネイチャー奈良」が9月に発足(会長は川井)。奈良ボランティアネットワークに参加した。
|