理事会議事録

定例または臨時理事会の議事録を掲載しています。
議事録の内容は次回理事会で承認の上ここに掲載しますので、ほぼ、1ヶ月遅れの掲載となります。

議事録INDEXへ戻る




■ 社団法人 大阪自然環境保全協会 2001年11月度理事会議事録

1.理事会の種類  2001(平成13)年度11月度理事会

2.招集年月日   2001(平成13)年11月22日

3.開催場所    協会事務所(大阪市北区中崎西2丁目6番3号)

4.開催日時    2001(平成13)年11月30日(金)

5.理事総数    20名

6.出席者氏名  <理事> 高田直俊、木下陸男、長井美知夫、青木俊之、石谷英雄、岡田弘、川井秀夫、佐藤治雄、新保満子、菅沼洋、高畠耕一郎、田中幸稔、田邊穣、長岡一夫、松田哲弥、丸一信夫、山本博昭 (委任)金谷薫、柴田利彦、林美正
 <司会>新保満子  <書記>高畠耕一郎 
 <監事>志甫忠男、新居誠一郎  /<事務局>岡秀郎、川西由美

7.議事の経過要領及び結果

  1)議長 高田直俊
    議事録署名人 新保満子、岡秀郎

  2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果

   T.事業報告および了承事項

    第1号議案   自然観察インストラクター養成講座修了生のインストラクター登録カードの様式変更について(事務局)

  • 同講座では修了生の登録カードを作成しているが、協会が2001年3月、協会全体の「ボランティアスタッフ登録カード」を作成(配布)したため、両カードの内容に重複が生まれ、これを調整するためインストラクター登録カードの様式を変更し、報告した。同講座の修了生には、両方のカードを提出するよう呼びかける。

    第2号議案 印刷機の更新について(事務局)
  • 1997年にリース契約した印刷機が老朽化のため使用できない状態となり、新しい機械(リソグラフRP350)を導入した。5年契約で、月額リース料は従来より約3000円高い2万1000円。5年間で約18万円高くなるが、この分は既に予算化している事務所建設(整備)積立金(2001年度100万円)で賄える。

    第3号議案 各部の活動

    (1)総務・編集部(石谷・佐藤) :11月19日(月)部会開催
  • 環境事業団の助成金を受けて進めていた事務局のIT化は完了し、そのシステム企画、作業などを委託したアイケー環境システム(株)との契約も完了した。主な内容は、一定のコンピューターをランでつなぎ、プリンターを共有させ、インターネットへの接続を可能にした。また、HPを刷新し、内容更新の体制を整えた。
    (2)組織・財政・事業委員会(岡田) :11月26日(月)開催
  • 協会のパンフレット作成については、現在一般に配布しているリーフレットを刷新し、別のA4判パンフの刷新は見送ることにした。委員会案では、5つ折り(表裏で10面)、長3定型以内のサイズで、郵便振替用紙を刷り込む。しかし、振替用紙刷り込みの可能性、おおむねの見積額などが不明のため、そうした条件を調べて再度提案することとした。
  • 会員の一元化については、複数NPOの会費収入などの財政構造などを調査し、保全協会と比較するなどして検討を進めることとした。
    (3)普及部(川井) :11月12日(月)部会開催
  • 第2回協会統一学習会(2月23日午後1時から)の会場は、此花会館(西九条)に確定した。
  • 第3回の統一学習会のテーマは、環境教育問題を検討。
  • 正会員入会の時系列調査をし、問題点を探りたい。
    (4)自然保護・調査研究部(長岡、高畠) :
  • 日本野鳥の会・大阪支部との第2回交流会を11月28日、協会事務所で開いた。
    ・泉大津市の堺泉北6区の先端緑地の整備について、大阪支部が提言を行ったので、協会理事会にも周知しておく。淀川磯島地区の保全については、枚方のグループに地元からの声をあげてもらうよう要請中。
    ・第二名神が淀川・鵜殿と枚方のワンドを通過するため、協会も、大阪支部のように道路公団と話し合いをもつこととした。また、淀川の水上ジェットスキー走行については、両団体名で、禁止ゾーンの設定などの要望書を提出することとした。
    ・次回交流会は、2月10日(日)10:00〜15:00、鵜殿周辺で第二名神架橋現場を視察。集合は、阪急京都線・上牧駅改札口10:00。
  • 大阪府第9次鳥獣保護事業計画素案に対する府の意見募集で、協会の見解を提出することとした。北摂地域や淀川などでの鳥獣保護区の拡大などを訴える。(木下)
    (5)事業部(丸一) :特になし


    第4号議案 「地球環境大学講座」の2002年度開催について(青木)
  • 協会や大阪市などでつくる実行委員会で開催してきた同講座を来年度も継続する計画。主催は協会の予定だが、正式には未定。
  • 大阪市からの助成金は今年度限りとなり、02年度はWWFからの助成を申請中。
  • 期間は4月〜9月、定員180名などの予定だが、内容が固まりしだい承認を求める。

   U.承認事項

    第5号議案 理事会議事録の承認(総務・編集部)
  • 10月度理事会議事録を原案通り承認した。

    第6号議案 現勢・新入会者の承認(事務局)
  •  10月の新入会者、11月30日現在の会員数を承認した。
正会員 968人
協力会員 716人
賛助会員 0人

合計 1684人
(別に会費切れ233人)


    第7号議案 収支・会計に関する件の承認(事務局)

  • 4月〜10月の収支(予算管理月報)を承認した。ただし、収支額は仮払いの未精算分が含まれているため、やや変動する見込み

    第8号議案 国土交通省近畿地方整備局 「淀川水系流域委員会」 委員に対する、余野川ダム建設中止具申要請について(事務局)
  • 同局が開いている同委員会の各委員に対して、同局が策定する 「淀川水系河川整備計画」 において、余野川ダム(建設)事業を中止にする意見を表明するよう要請書を提出することを承認した。

    第9号議案 環境教育ネットワーク・千刈ミーティングの協会名義後援の申請について(事務局)
  • 実行委員会が2002年1月12日〜14日、関西学院千刈キャンプで主催するもので、名義後援を承認した。

     第10号議案 川辺川ダム建設事業のための漁業権の強制収容を認めない決議への賛同承認について(新保)
  • 協会が協賛団体になっている 「箕面北部の自然と開発を考える府民の会」 の余野川ダム対策部会からの要請。協会が決議文作成に関わっていないことなどから、協会の賛同ではなく、理事個人や会員に広く賛同を求めるよう協力することとした。

     V.討議事項

    討議事項 1. 和歌山県でのタイワンザル捕獲と安楽死計画についての、HP読者の質問への対応について(事務局)      
  • 協会が対応する段階でないことなどから、この質問は資料提供の扱いとし、関心のある理事などが個人的にやりとりすることとした。
    討議事項 2.2002年度事業計画・予算案について(総務・編集部)
  • 自然保護積立金の扱いや、来年度の予算づくりなどを説明する12月の会計会議の内容などを討議した。
    討議事項 3.協会の研究員、主任研究員制度について(事務局)
  • 制度の是非、選任の基準、制度による支障などについて意見が出され、総務・編集部会で検討することとした。


   W.理事の活動紹介 / その他
  1. (高田) 「緑のダム」 づくり活動で、12月13日、近畿中国森林管理局と協議をする。
  2. (高田)大阪などでダム問題に取り組む9グループが集まり、11月29日、 「脱ダムネット関西」 設立準備会を立ち上げた。
  3. (長井)吹田市の地球環境課が環境に関する講座の開催を企画しており、担当者が実施の参考例として大阪シニア自然大学などの状況について説明を受けにきた。この講座開催に関わっていく。
  4. (長井)大阪市のNPOネットワークづくりの事前調査に参加している。
  5. (長井)来年4月から、ジュニア自然大学を開校する準備を進めている。
  6. (佐藤、長井)12月8日開催の 「なにわボランティアフォーラム」 の第1分科会に佐藤が、第2分科会に長井がパネリストとして出席する。


ページトップに戻る  議事録INDEXへ
Nature Osaka Mark

Nature > 理事会 > 議事録 INDEX >議事録(2001年11月)