1.理事会の種類 2001(平成13)年度9月度理事会
2.招集年月日 2001(平成13)年9月21日
3.開催場所 協会事務所(大阪市北区中崎西2丁目6番3号)
4.開催日時 2001(平成13)年9月28日(金)
5.理事総数 19名
6.出席者氏名 <理事>高田直俊、長井美知夫、佐藤治雄、林美正、丸一信夫、金谷薫、高畠耕一、新保満子、田邊穣、柴田利彦、田中幸稔、菅沼洋、松田哲弥、岡田弘 <司会>長岡一夫 <書記>川井秀夫 (委任)木下陸男、青木俊之、石谷英雄 <監事>志甫忠男 /<事務局>岡秀郎
7.議事の経過要領及び結果
1)議長 高田直俊 議事録署名人 新保満子、岡秀郎
2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果
T.事業報告および了承事項
第1号議案 臨時職員採用選考について(総務・編集部)
- 応募者10人の中から書類選考した5名を対象に、9月1日、理事4名と事務局長の5名で面接を実施。その結果、川西由美氏(河内長野市在住)を内定者とし、9月4日付で採用した。
- 他の4名は、今回の採用を6か月以内のアルバイトとして希望していたり、また、条件が合わず辞退したことなどから、採用には至らなかった。
第2号議案 箕面北部の自然と開発を考える府民の会への負担金支出(2000年度)の会計報告(事務局)
- 同会の本多孝・代表世話人から報告があり、同会の2000年度の総収入は、636,215円で、このうち100,000円が保全協会の負担金支出。総支出は530,763円。このうち、負担金支出の中心的な支援目的だったシンポジウム(9月9日)の費用は79,850円で、これ以外の協会負担金支出(差引き20,150円)は同会会報の発送費、印刷費などに充てられた。
第3号議案 各部の活動
(1)総務・編集部(新保) :9月17日(月)部会開催
- 9月12日に会計担当者会議を開き、中間決算の手法などについて説明。6グループしか集まらなかったが、次回12月には全体を集め、来年度の予算についての会議を開く。
- 大阪市ボランティア情報ネットワークより、「国際ボランティア年・なにわボランティアフォーラム」(12月8日)のシンポジウム「ITとボランティアコーディネーター」へのパネラー参加依頼があり、佐藤が出席することとした。
(2)組織・財政・事業委員会(岡田)
- 前回理事会に提案した協会のワッペン作りについて、ワッペンとピンバッジの各見積もりを提出した。今後、総務・編集部会で検討する。
(3)普及部(川井) :9月10日(月)部会開催
- 本多俊之会員(前・協会事務局長)より、2002年度に学校5日制が始まるのに伴い、協会として自然環境学習の受け皿作りに取り組んではどうか、という提案があったことを報告。今後、同部で検討する。
- 協会統一行事について(金谷) :「大阪の野生生物を守る」をメーンテーマに、メダカ、オオタカ、シカを分科会テーマとして、調査結果の報告、今後の取り組みの討議などを行い、会員がそれらの保全にどう関わっていくのかを探る。
2月16日の開催予定だったが、会場の都合で日程を再調整する。
(4)自然保護・調査研究部(高畠)
- 箕面市の小野原西区画整理(開発)事業の現状について報告した。工事の請負業者が、住民に着工を妨げられているとして、妨害禁止の仮処分を地裁に申し立て。住民側は、断固反対の姿勢で真っ向から対立している状況。
(5)事業部(丸一)
U.承認事項
第3号議案 理事会議事録(8月度)の承認(総務・編集部)
第4号議案 新入会者の承認(事務局)
- 8月の新入会者を承認した。現勢(会員数)については、退会者のデータが未入力のため次回理事会に報告を繰り延べた。
第5号議案 収支・会計に関する件の承認(事務局)
第6号議案 府生きものとふれあえる都市公園ワークショップへの応募(事務局)
- 協会が業務受託した同公園計画策定の延長として、大阪府が服部緑地をモデルにその実施を進めるためのワークショップ。
応募については、同公園計画策定に関わった理事が応募し、個人的にも参加を呼び掛けることとした。
第7号議案 2002年度の総会の日程について(事務局)
- 5月25日(土)か5月26日(日)とし、会場予約などの条件により、いずれにするかの決定は事務局に一任することとした。
第8号議案 環境省ほ乳類分布聞き取り調査の協力について(事務局)
- 1978年の第2回自然環境保全調査の結果と比較し、生物多様性保全策の基礎資料を得るための全国調査で、大阪府が環境科学(株)に委託した業務に協会が協力するもの。聞き取りは、対象が農林業従事者など約400人で、期間は今年中。協会は約20人の調査員を募集する予定。この調査を環境科学(株)より受託することを承認した。
第9号議案 大阪府NPOプラザ(仮)への入居応募について(総務・編集部)
- 討議のうえ採決し、入居応募について、賛成4名、反対13名(うち書面評決2名、委任1名)、保留2名によって、応募しないことを承認した。
- この件に関しては、各グループや事務所利用会員に意見提出を依頼していたが、15グループが意見などを提出。その内訳は、反対11、賛成1、保留1、一任1。個人会員では、反対2名(ただし意見提出依頼の外)、「困難」1名だった。また、同プラザ管理団体である大阪ボランティア協会への入居応募件数は11団体だった。
- (主な意見)
- 以上のような反対がある限り、それを押し切ってまで入居することはできない。
- 今回の移転問題では、前回の移転のような差し迫った理由がなく、反対している会員を説得できる自信はない。
- 事務所が遠くなる(梅田から離れる)と会員の活動時間が制限され、活動にダメージを受ける。
- プラザには大阪府内のNPOの情報が集中し、行政とNPOとの協働の中心施設ともなる。そうしたNPOの時代に、協会がプラザに入って、そうした軸になって活動することができる。
- 梅田からはなれるとイメージダウンと言われるが、プラザに入居すれば、逆にNPOとしての位置づけがあがるのではないか。
V.討議事項
討議事項 1.都市緑化基金「みんなの森づくり活動助成」の募集が10月31日まであるため、応募希望グループなどは10月10日までに事務局まで連絡すること。重複した場合は、当該グループ間で調整することとした。 吹田「紫金山みどりの会」は独自で応募用紙を取り寄せ、応募を希望している。
W.理事の活動紹介 / その他
- 従来の理事会の「その他」の時間で、理事の日ごろの活動を簡単に報告し合い、お互いの参考にすることとした。
- 高田、新保ほか2名で、高田が関与して巨大放水路建設計画が中止となった北海道・千歳川を自転車で走破。その後の河川状況を視察してきた。(新保)
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- 松下電器のフォーラム(10/2、東京)にパネラーとして出席する。
- 深北緑地公園でも、生きものとふれあえる公園関係のワークショップが開かれる。
- 大阪青年会議所が開く「もうかりメッセ」に、大阪から発信する"起業"としてシニア自然大学が参加する。(以上、長井)
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