野山のたより 2010年11月号

「トゲアリ」

 雑木林の中を横切る山道の脇にコナラの樹があり、その根元付近の洞(うろ)にトゲアリの巣が観察し始めた10年以上前からある。体長は7〜8mmで胸部と腹柄節が赤褐色で胸部には3対の刺状突起があり腹柄節には釣り針状の長い1対の突起がある。普通に見るアリと違って特異な容姿のアリ。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市伏尾町(2010.10.16)

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