野山のたより 2010年9月号

「繁山処暑」

里山道を歩くとコナラ、クヌギの小枝が落ちていました。 大風が吹いた訳でもないのに、無情にも沢山の枝数でした。 このクヌギ(ブナ科 檪・椚・橡)の枝には、成熟し始めたドングリが着いています。 猛暑でクヌギ自身が摘枝(果)したとも思ってしまいましたが、ハイイロチョッキリの仕業でしょう。 熱帯夜は途切れず続いていますが、カネタタキやコオロギも鳴き出し、秋の気配がします。

撮影者:金澤宏之さん

撮影場所:高槻市檜尾山(2010.08.23)

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