第13回講座 ビオトープ―自然環境保全・再生・創造―   (2011.7.13.)
講座内容午前:講義/ビオトープの本来の意味、概念、ありかたについて・多様な生き物と共存する地域づくりをめざして・他「甲山湿原」保全活動
午後:活動事例「甲山湿原」保全活動の現地説明
講   師戸田 耿介先生 NPOこども環境活動支援協会監事/甲南大学非常勤講師/いのちをつなぐ食育の会代表
湿原案内小川 哲生さん:西宮市立甲山自然環境センター長
雲林院 喜一郎さん:甲山森林・湿原サポーター(市民大学4期生)
片山 翠さん:西宮市立甲山自然環境センター(市民大学9期受講中)
場  所西宮市立甲山自然環境センター



講座場所、西宮市立甲山自然環境センター


本日お世話になる(左より)、講師の戸田先生、小川さん(西宮市立甲山自然環境センター長)、雲林院さん(甲山森林・湿原サポーター、市民大学4期生)、片山さん(西宮市立甲山自然環境センター、市民大学9期受講中)


ビオトープは「野生動物の生息する空間のこと」「今、ビオトープが注目されているのは」と語られる戸田先生。写真は、兵庫県のビオトープ地図。作成している都道府県は少ない。


自然環境保全をすすめる上での参考になる自然再生活動の視点が示された。


甲山自然環境センターでの森林・湿原保全活動について説明をされるセンター長の小川さん。甲山湿原は「湧水で成立、中間湿原、西宮市の天然記念物」とのこと。


午後からは湿原を見る。第1湿原を見学する。


湿原内の植物。ノギラン。


湿原内の植物。チダケサシ。


湿原内の動物。ヒメタイコウチ。


湿原機能回復のため周辺樹木の伐採、湿原内の土壌掘削を行い、経過観察と調査を行っている。第2湿原にて。


各所に見られる表示板。様々な団体の協力を得て設置された。


ナラ枯れを防ぐための調査をしている実験木。
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