第8回講座 自然のしくみ B  (2009.6.3.)
講座内容  樹木の見方、生態遷移、シカの植生への影響など
講  師   佐藤治雄(大阪府立大学名誉教授、大阪自然環境保全協会副会長)
場  所   奈良公園



鹿との共生でできた奈良公園、「コモンの悲劇」の説明を受ける。


全員同じ方向を見ていますが、その目前に広がる景観は:次の写真。


鹿が木の下枝などを食べて出来た「ディアライン」 。


サイカチの葉の一枚は? これが一枚の葉で「羽状複葉」


柵で囲われた内部、例え10年ほどでもサクセッションが見られる。


クスノキの巨樹、幹の内部は死んでいて支えるためだけ。確かに樹木は表面に近い部分だけで生きているのが良く分かる・・・・


今日の観察コースは、ちょっと手強い。鬱蒼とした林の中を歩く。


スギの巨樹の胸高幹周りを計る、何と6.52m!πで割って胸高直径に換算すると2.08m。


奈良市文化財に指定されたイチイガシも計測。こちらは5.08mでした。
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