野山のたより 2010年6月号

「タマシギのデート」

 雨模様の夕刻、“コーン!コーン!コーン!”と不思議な低音が聞こえます。
この声の主はタマシギです。
このきれいな方がメスで、地味な方がオスです。妙な低音で誘惑しているのもメスの方で、メスは産卵を終えると卵をオスに預け、別のオスを探しに出かけます。抱卵、育雛はオスの分担です。
毎年5〜6月頃にタマシギのデートが観察されます。泥を積み上げて巣を作ります。動作は緩慢で、行動範囲も比較的狭いトリのようで、あくる日にも同じ所でよく見られます。

撮影者:楳澤 郁夫さん

撮影場所:大和郡山市千日町南側の水田 (2010.5.17.)

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