2016.10.02 カヤネズミの講演会

HOME » ニュース一覧(アーカイブ) » 2015.09.18 『すぐそこに、カヤネズミ』新刊!全国カヤネズミ・ネットワーク代表/博士(環境科学)

『すぐそこに、カヤネズミ』受賞記念の講演会・観察会が開催されます

「すぐそこに、カヤネズミ」を紹介します

日本一小さなネズミであるカヤネズミは、生息地の草地の減少により、各地で絶滅が危惧されています。
著者は、当協会の畠佐代子理事。本書は、著者の地道なフィールドワークと研究からわかったカヤネズミの生態を、人間と生きものの共生への願いとともに、楽しくわかりやすくまとめられています。児童書。

すぐそこに、カヤネズミ―身近にくらす野生動物を守る方法 (くもんジュニアサイエンス)

(以下、出版社ホームページより引用)

カヤネズミは、みなさんのそばにもいるかもしれない、体長6センチ、体重8グラムほどの野生動物。“絶滅のおそれあり”と聞いて、小さなご近所さんを放っておけません。


大人の親指ほどしかない、五百円玉くらいの重さのカヤネズミ。小さいですが、れっきとした野生動物です。でも、野生だからといって、街から遠く離れた、自然がゆたかな場所だけにすんでいるのではありません。
背の高いイネ科の植物の仲間をまとめて、カヤといいます。そのカヤがたくさん生えている草むら“カヤ原”があれば、街を流れる川の河川敷や堤防で出会えるかもしれません。田んぼや、耕作をやめた畑に草がしげると、そこにいることもあります。それほど、わたしたちの身近にすんでいるのです。
ところが、カヤネズミは絶滅のおそれがあると、各地で報告されています。生息地である草地を、人間が開発して減らしているからです。
人間の生活が大事か、野生動物が大切かではなく、ともに生きるための方法をみなさんも考えてみませんか。

著者紹介

所属
全国カヤネズミ・ネットワーク代表
公益社団法人大阪自然環境保全協会理事(2013年度-)

東京大学空間情報科学研究センター客員研究員(2012年度-)
滋賀県立大学環境科学部非常勤講師(2013年度-)・同大学客員研究員(2012年度-)
桂川生物保全ネットワーク監事(2005-2007年度代表監事)

委員等
堺市レッドリスト改定懇話会構成員(2014年度-)
京都市環境審議会生物多様性保全検討部会委員(2013年度-)
環境省モニタリングサイト1000里地調査検討委員(2006年度-)
堺版レッドデータリストの作成に係る検討委員(2007年度)

著作等
カヤネズミの本―カヤネズミ博士のフィールドワーク報告(世界思想社)

ご購入希望の方は、くもん出版まで

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

ネイチャーおおさかは、身近な自然を愛し、これを守り育てたいと願う市民が運営している公益社団法人の自然保護団体です。お電話でのお問い合わせはこちら 06-6242-8720

  • お問い合わせ


  • Facebookページ
  • 野山のたより
  • 都市と自然



/a